タッチパネル操作で計量から精算(領収書印刷)までを自動化できるセルフレジシステム
- ソフト名 :セルフレジ量り売り
- バージョン :1.4
- ライセンス :シェアウェア:32,400円
- OS :Windows
- 開発 :プレテクニカ(株)
セルフレジ量り売り詳細
「量り売り」というのは、お客さん自身で、欲しい分だけ袋に入れ、それを「はかり」に乗せ精算するというものです。
このような形態は、フランスのマルシェや欧米のオーガニックスーパーでは一般的です。
この「量り売り」のメリットは、
自分が欲しい分だけ買えるので食材の無駄がでません。
包装の袋やパックなども不要になりますので、資材も節約できます。
ゴミも大幅に減らせます。
これは、マイクロプラスチック汚染対策のためにも重要です。
生産者は、袋詰めなどの作業の手間も省けます。
人手不足が進む中、こうした省力化も必須です。
でも、それだけではありません。
「量り売り」は、農業の形態を大きく変えうる可能性を秘めているということです。
今、日本の農業が危機的状況にあります。
なぜ、こうした状況に陥っているのかというと…
効率化優先で突き進んできたからです。
では、なぜ、効率化優先で、進まざるを得なかったのかです。
今までは、いくら高品質の野菜を栽培しても市場では評価されませんでした。
そのため、規格化された野菜を、工業製品のように作るしかありませんでした。
そして、少しでも収量を上げようと、多くの肥料が投入されてきました。
それによって、今のような状況を招くことになっています。
もし、「量り売り」が可能になると…
今までのように、規格化された野菜である必要がありません。
生産者は、多品種・少量生産で、付加価値の高い野菜も扱えます。
つまり、固定種や伝統野菜、在来種、エアルーム野菜なども扱えるわけです。
それによって、ビジネス形態も大きく変わってきます。
高付加価値化・提案型ビジネスへの転換が可能になるということです。
たとえば、今では、野菜は、甘ければ美味しいという価値観しかありません。
食の世界は、まだまだ未熟で未開拓といえます。
野菜本来の魅力を発信する余地はいくらでもあります。
個性豊かな野菜が市場に出回るようになれば、消費者の意識も変わっていきます。
そこから、新たな価値が生まれ、市場が創造されていくことになります。
そして、食に関する産業全般の活性化にもつながります。