<曲データ>八橋検校/六段の調

筝曲はこの曲に始まりこの曲に終わると言われるくらいの究極の筝曲独奏曲

  • ソフト名 :<曲データ>八橋検校/六段の調
  • バージョン :1.0
  • ライセンス :フリーソフト
  • OS :Windows
  • 開発 :muse_木下

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<曲データ>八橋検校/六段の調詳細

それぞれの段の表情について「勝手に」表現してみました。
初段 緩やかな旋律が不明瞭なリズムの中で揺れる
二段 厳かにドラマが展開する
三段 旋律に強弱が目立つようになり,短く不規則になる
四段 急に速度を増し,旋律からリズムへ移行
五段 快速なリズムと共に駆けのぼる
六段 登りつめて終焉を迎える

【作曲者】
筝の調弦法の平調子を創案。
作者の没年1685はバッハの生誕の年

【調性・調律】
平調子(ミを基準にした13弦の調性)に合わせています。
一 – 二 – 三 – 四 – 五 – 六 – 七 – 八 – 九 – 十 – 斗 – 為 – 巾
ミ – ら – し – ド – ミ -ファ- ラ – シ – ど – み -ふぁ- ら – し
;o4 + o3 ——-+ o4 ———————–+ o5 ———————–
(一と五は同音程)
筝の調律は幾つかあるようですが,ここでは短調の3和音を(6:7:9)となるように合わせています。
この調律は他の調律と比べると,平均律との差が最大で-37セントとかなり極端です。(@U-4相当)
慣れないと調子外れと感じられるかも知れませんが,これも筝曲の味わいのひとつであるように思えます。
短調の3和音の振動数比を整数に採っているので純正律の一種と言えるのではないかと思いますが,
ただこの調律では長和音のド-ミ-ソ,ソ-シ-レ,ファ-ラ-ドの全てが不協和となります。
そして半音(み-ふぁ,し-ど)が極めて狭く(63セント)なっています。
; C Db D Eb E F F# G Ab A Bb B
; -35 0 -4 0 [0]-37 0 -33 0 -2 0 +2 ;HiraChoshiL
; [0] -10 +4 -6 +8 -2 -12 +2 -8 +6 -4 +10 ;Pyuta in C/Am
; [0] -10 -7 -6 -14 -2 -10 +2 -8 -16 -4 -12 ;Just in C/Am

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