- ソフト名 :OpenWnn QWERTY
- バージョン : 1.3.5.2.9
- Android 要件 : 1.6 以上
- 開発 : Home
- コンテンツのレーティング : レーティングなし 警告 – コンテンツのレーティングは行われていません。レーティングのないアプリには、成人のユーザーのみに適しているコンテンツが含まれている場合があります。
OpenWnn QWERTY詳細
OpenWnn の QWERTY 配列を Tablet の Latin IME をベースに変更しました。
オリジナルにはない、フルキーボード用のレイアウトファイル(日/英/BlackBerry記号配列、50音/いろは配列)を追加しています。
キーボードスキンは、オリジナル3種類と無地(透明)があります。背景画像は、自由に設定できます。
フルキーボード On にしてもキーボードが切り替わらないというご意見をいただいているので、ユーザビリティを考慮して対応を入れました。
ハードキーボード使用時のインジケータ部に文字・記号キーを追加しています。ソフトウェアキーボードとして使用可能です。
Space/Downキーによる次候補表示に対応しました。Upキーで前候補に戻ります。Left/Rightキーの動作に変更はありません。
キーの高さ、候補表示の行数が設定できます。画面サイズに合わせて調整してください。
このアプリを公開する目的は、皆さんが自分に合ったキーボードレイアウトを作成する一助にしてもらうことです。
ソースコード(履歴・変更点)、ビルド手順を含めて公開しています。
詳細はプロジェクトのウェブサイトをご参照ください。
いつも不具合報告にご協力いただきありがとうございます。いただいた不具合報告の解析結果は、可能な限りこちらでも公開していきます。
Google 日本語入力がリリースされ、OpenWnn がその役目をほぼ終えた感があります。それでも、Google 日本語入力のソースコードが公開されるまでは、もうしばらくメンテナンスを継続したいと思います。
Ver.1.3.5.2.9 で対応したスペースキーの領域が狭くなる問題は、Android標準(InputMethodFramework)のキーの検出方法(キーボードに格子状の点を設け、格子点からキーの中心までの距離が一定範囲内のキーを列挙しておく)が原因です。LatinIME も、この問題を回避する為、スペースキーだけ特別な処理をしています。
Ver.1.3.5.2.7 で対応した強制終了の不具合は、こちらで再現できておらず、根本的な解決に至っていません。
Ver.1.3.5.2.9 リリース時点でも、はっきりとした原因がつかめていません。暫定対応を入れていますが、引き続き情報提供をお待ちしています。
Ver.1.3.5.2.5 で対応した英単語+空白自動挿入の不具合は、OpenWnnオリジナルでも発生します。対策済みの IME もありますが、一部の IME では同じ現象が発生しています。
Ver.1.3.5.2.3 で対応したハードウェアキーボードの不具合は、OpenWnnオリジナルでも発生します。その為、これを参考にした IME では同じ現象が発生しています。アクセント+英字の順に入力すると、正常に入力できることが望ましいですが、OpenWnnではアクセント入力を破棄する設計のようです(今回、判定部分を若干修正しましたが)。
なお、[Esc]を押すと直接入力になり、アクセント+英字の入力が可能です。再度 IME を On にするには、画面をタップしてください。
Ver.1.3.5.2.1 では、フルキーボードの設定値を変更しています。その為、Ver.1.3.5.2.0 でフルキーボードを使用していた場合、Version up 直後に入力画面を開くと強制終了してしまいます。お手数ですが、設定メニューを開いて、設定値を更新してください。
Ver.1.3.5.2.0 では、JNI library の名称を変更しています。オリジナルの OpenWnn と同じ名称にしていた為、正常に読み込めないことがありました。
この為、1.3.5.1.x から 1.3.5.2.x 以降 へ Version up する場合、以前の version を一度削除されることを推奨いたします。
ご不便をお掛けしてしまい、申し訳ありません。
※ハードウェアキーボードをご利用の方へ
スライド式キーボードを内蔵の機種や、USBキーボードを接続した状態では、Configurationを自動認識して、ソフトキーボードが非表示になります。
その場合、OpenWnnでは、下記のキー操作がサポートされています。
日英切り替え:Shift+Space
記号一覧表示:Alt+Space
次候補(追加):Space/Down
前候補(追加):Up
また、USBキーボードの場合、US配列として認識される為、記号入力時は注意が必要です。
ハードキーボード使用時は、インジケータ表示になります。追加機能として、入力モード(あ/AB)、記号(:-))の部分をソフトキーにしています。その為、OpenWnnオリジナルよりも大きくなっていますが、キーの高さを調整できます。
なお、ハードキーボードを搭載した機種でも、Configurationがセットされていないか、正しく取得できていないかの問題により、ソフトキーボードが表示されたままになってしまうようです。これについては、常時ソフトキーボードを非表示にする設定を Ver.1.3.5.2.1 から追加しました。
※ソフトウェアキーボードの基本操作
12Key/QWERTY 切替:文字(あ,AB)キー長押し
Mushroom 呼出:記号キー長押し
Candy 呼出:Shift+記号キー長押し
Candy 候補表示:記号
Candy 候補削除:候補表示中 Shift+Del
■オリジナルからの変更点
– 日本語/英語フルキーボード、BlackBerry、50音/いろは配列のレイアウトを追加。
– Landscape 時に、HardwareKeyboard がなければ SoftKeyboard を表示。
– Landscape 時に、xlarge/large size 以外であれば Full Screen 表示。
– xlarge/large size の key_height を調整。
– 11Key/行 を基準にキーレイアウトを調整。
– キーの垂直補正値を調整。
– ひらがな入力 + Shift key 時に、数字・記号のキーレイアウトへ変更。
– SoftKeyboard を非表示にする設定を追加。
– キーの高さを調整する設定を追加。候補表示の高さにも反映。インジケータにも反映。
– 背景画像の設定・無地(透明)スキンを追加。
– 候補の行数の設定を追加。
– 全画面入力オフの設定を追加。(低解像度タブレット向け)
– 文字/記号キーをハードキーボード使用時のインジケータに追加。
– Space/Up/Down キーによる候補選択を可能にした。
– 未使用のリソース(スキン用)をビルド対象外にした。
– Mushroom/Candy アプリ対応(リファレンス実装)。(記号キー長押し)
– API Level 8-11 のキーコード対応(リファレンス実装)。
– 設定終了時にフルキーボード On の場合は QWERTY へ切り替え。
– 設定・入力方法の選択へのショートカットを追加。(文字キー長押し、ハードキーボード使用時は設定へのショートカットのみ)
– USBキーボードからアクセント(Alt+`/E/U/I/N)を入力したときに強制終了する不具合を修正。(日本語キーボードでは Alt+全角)
– maxLength=0 の EditText ウィジェットに英単語を入力した時に強制終了する不具合を修正。(空白自動挿入の不具合)
– 幅広のスペースキーに無効な領域ができる不具合を修正。
– 候補選択時に InputConnection.getEditable が null になっていると強制終了する不具合を修正。(暫定対応)
■動作確認機種
– XPERIA 2.3.3
– ICONIA A500 3.2