豊富な辞書とスキンに対応、画面キャプチャ機能も搭載した多機能日本語入力メソッド
- ソフト名 : Baidu IME
- 最新バージョン : 3.6
- ライセンス :無料
- 言語 :日本語
- OS : Windows
- 開発者/メーカー : Baidu Japan Inc.
Baidu IME 詳細 :
Baidu IME(バイドゥ IME)は、XP以降のWindowsに対応した無料の日本語IME(入力方法)です。
Windowsに標準で搭載されているIMEなどと同じ感覚で手軽に使用できる日本語IMEです。セットアップもウィザード形式で簡単、入力方法の設定は一般的なIMEとほとんど同じで迷うことがなく使用できるでしょう。変換候補の選択にも迷うことはありません。
自然言語処理の技術はグローバル企業であるバイドゥの知見が集約されたもので、学習機能や予測変換機能、そして変換精度については申し分ないレベルと言えます。
しかしながら、しばらく使用すると顔文字や最近話題になっている有名人の名前などが、変換候補の中で優先的に表示される事に気がつきます。
実はBaidu IMEは、現代語や流行語に注目しており、ネット上などで話題となっている単語や顔文字をより簡単に入力する辞書が充実しています。
たとえば「ファッションブランド名」「四文字熟語」「キモい顔文字」「アニメ辞書」「2ちゃんねる用語」「ギャル文字辞書」「就活辞書」「女子力顔文字」など。
さらに辞書内容を最新のものに近づけたい場合は、「クラウド入力機能」を用することが可能です。設定の「入力補助」から「クラウド入力機能を有効にする」にチェックすることで使用できるようになります。
この機能は、日本のバイドゥ株式会社が運営する辞書サーバーに、入力文字を送信して変換結果を送り返してもらう機能で、流行語や注目をあびている人名、現代語の表現などがリアルタイムに更新されている辞書を使用することができるというものです。
この機能を有効にすることで、最新の辞書を使用できるだけでなく、バイドゥ株式会社によると長文入力の制度が「89%から94%に」向上するということです。
また、Baidu IMEの特徴としてスキン変更機能があります。色見の変更はもちろん、Baidu IMEで公開されている豊富なスキンデザインを使用することができます。
最後に変わった機能として「スクリーンキャプチャ」があります。画面の一部を切りとってその画像を取得するというものです。通常は専用のアプリなどを取得して使用しますが、いつも起動しておくIMEにその機能があることで手間なくいつでもスクリーン画像を取得することができるようになります。
Baidu IME(日本語IME)は、シンプルながら多数の辞書やスキン変更機能、スクリーンキャプチャなどの便利機能がある日本語入力メソッドです。
良い点
- シンプルで迷わない
- 見た目をカスタマイズできる
- スクリーンショット機能が意外と便利
- 「クラウド入力」をONにすると新しい変換辞書が使用できる精度向上
惜しい点
- 動きがもっさりすることがある
- クラウドとの連携など説明が不十分な点は否めない