ブルースクリーンになった原因を解析し、エラー原因のドライバの特定を支援する
- ソフト名 :BlueScreenView
- バージョン :1.55
- ライセンス :フリーソフト(寄付歓迎)
- OS :Windows
- 開発 :NirSoft
BlueScreenView詳細
Windowsがブルースクリーン状態になったときに作成されるエラー情報を解析・表示し、原因となったドライバの特定を支援するソフト。
Windowsを利用中に致命的なエラーが発生すると、青い画面に白文字でエラーメッセージが表示されます。この状態がBSOD(Blue Screen Of Death)で、ブルースクリーンと呼ばれます。Windows でブルースクリーンが出るとその後、自動的にマシンが再起動されますが、エラーコードはブルースクリーンが出ている間しか表示されていないので、急いでメモを取ったり、画面の写真をデジタルカメラで撮影したりする人もいます。
BSOD状態になるとmWindowsはminidumpと呼ばれるメモリのダンプファイルを作成し、エラーコードなどの情報を書き込みますが、デバッガを使わないと読み込むことができません。「BlueScreenView」は、minidumpをグラフィカルに表示してくれるソフトです。
メイン画面は上下2ペイン構成で、起動すると、強制終了時に作成されたminidumpファイルを検索し、上ペインに見つかったダンプファイルのリスト、下ペインにドライバが一覧表示されます。
上ペインには、minidumpファイル名、クラッシュ日時、バグチェック文字列、バグチェックコードなどをフィールド(項目)として、見つかったダンプファイルを一覧表示します。
下ペインには、クラッシュ時に読み込まれていたドライバが一覧表示されますが、クラッシュを引き起こす原因になったと思われるドライバが、ピンク色でマーキング表示されます。マーキング情報を参考にして、ドライバをアンインストールしたり、アップデートして最新版にしたり、旧バージョンで安定したドライバに置き換えたりといった対策が可能です。
ドライバ情報をTXT、CSV、HTML、XMLファイルとして保存することも可能です。オプション→下ペインのモード→XPスタイルのブルースクリーンの順に選択して、クラッシュ時に表示されるXPスタイルのブルースクリーンと似た画面を再現することも可能です。
ブルースクリーンになったことがない(minidumpファイルがない)場合は、「BlueScreenView」のウィンドウには何も表示されません。
【日本語化の方法】
http://www.nirsoft.net/utils/blue_screen_view.htmlで日本語化ファイル「BlueScreenView_lng.ini」をダウンロードし、「BlueScreenView.exe」と同じフォルダにコピーします。