振り子の運動、リンク機構、モータ駆動など、機械系や電気系の動きが容易にシミュレーションできる
- ソフト名 :メカや電気のシミュレータ fulico+
- バージョン :3.04
- ライセンス :シェアウェア:4,806円
- OS :Windows
- 開発 :EN
メカや電気のシミュレータ fulico+詳細
機械系や電気系の動きをシミュレートする実用的なソフトです。 技術支援ソフトに興味のある方、理工系の学習や教育支援、機構や回路の構想設計、メカトロや制御系の予備設計などにお勧めします。
planey は、入力用の窓で、系の初期配置や要素のデータを設定します。
fulico+ は、出力用の窓で、系の時間的な変化を計算して、動き、力やパワーなどを出力します。
要素の種類は、次の通りです。
(1) リンク要素 : 剛体 、梁 、スライド
(2) 機構要素 : ばね、質量、歯車、チェーンベルト、滑車、ストッパ、車輪、位置、力、dcモータ
(3) 電気要素 : 電圧源、電流源、抵抗、キャパシタ、インダクタ、ダイオード、MOSFET、オペアンプ、DCモータ、パミアンス、マグネット、ギャップ、コイル
入力ファイルの例として、次のようなサンプルを添付しています。
・振子 ・二重振り子 ・ばね振り子 ・共振 ・ニュートンのゆりかご(衝突振り子) ・梁と座屈 ・起上がり小法師・スライドクランク
・ホーキンス(チェビシェフ) ・楕円 ・摩擦 ・遊星歯車 ・楕円コンパス ・ブリカード・サイクロイド振り子 ・段差乗り越え
・リンク歯車 ・振り子の波 ・ワットのリンク ・ロバーバル ・ポースリエ ・パンタグラフ ・偏心カム ・ヨーヨー ・滑車と輪軸
・倒立振子(制振、振れない振り子) ・Hブリッジ(パルス巾変調) ・ウィーンブリッジ ・ブラシレスモータ(進角調整、弱め界磁)
入力ファイルを開くには、planey.exe をダブルクリックし、ファイルメニューから選択します。
実行メニューの [計算] をクリックして fulico+ を走らせます。
fulico+のツールバーに次のボタンがあります。
[> ] は、時間が進む動き、[ <] は、逆の動き、[>>] と [<<] は、早送りになります。
[|-] は、初め、又は、終りの時点を表示します。 ( [>>] は、計算中も有効です )
ボタンを押したままカーソルをボタンの枠外にずらすと、ボタンを押放しにできます。
座標上でマウスの左ボタンを押すと、時間カーソルはマウスカーソルから遠ざかる方に動きます。
マウスカーソルを時間カーソルに接すると、時間カーソルを動かすことができます。
マウスホイールを回すと、カーソルの座標位置を中央に移し、距離のスケールが変ります。
[G] はグラフ、[N] は節のid番号、[F] は力、[E] は要素、[&] は残像、の表示をそれぞれON/OFFします。