QGIS, ArcGISのマップファイルのリンク切れの自動修正ができる
- ソフト名 ：GISマップファイル操作マクロ
- バージョン ：1.01
- ライセンス ：フリーソフト
- OS ：Windows
- 開発 ：K.Moriguchi
GISマップファイル操作マクロ詳細
QGISとArcGISのマップファイルのリンクを管理するためのプログラムです。
GISのマップファイルは、ソースフォルダの変更や移動、マップファイル自体の移動などによりリンク切れが容易に発生してしまい、それを1つずつ変更するのは非常に大きな手間がかかります。特にマップファイルの受け渡しやソースファイルの引越しの時には、かなり面倒なことになります。
本プログラムを使うと、指定されたフォルダに存在する全てのマップファイルについて、もしリンク切れを起こしていたら、別に指定したフォルダのなかから同名のファイルを探し出し、リンクを修正できます。また、候補が2つ以上存在する場合はリンクを変更しません。リンクの修正はドライブをまたいでいても、ネットワーク内のコンピュータをまたいでも実行できます。またマップファイルが相対参照・絶対参照のいずれで作られている場合も動作します。またリンク修正を行わずにリンクの一覧のみを取得するメニュー、リンクの検索を行わず、直接変更先パスを指定してリンクを置換するメニューもあります。
修正先のソースフォルダは全階層に渡って検索するので、考え得る最上階のフォルダを指定できますが、ファイルの検索が遅くなること、重複ファイルが発見可能性が高くなることから、必要な範囲のフォルダに限定することをおすすめします。特にArcGISのマップファイル修正を行う場合には、起動にかなりの時間を要します。
動作にはMicrosoft ExcelとPython2.が必要です。QGISのマップファイルはその2つで十分ですが、ArcGISのマップファイルを扱う場合は、ArcGIS自体も必要になります。