超高速スクリプト言語LuaJITから画像処理ライブラリィOpenCV1.0を使ってみる
- ソフト名 :JIT_OpenCV1
- バージョン :0.01
- ライセンス :シェアウェア:1,404円
- OS :Windows
- 開発 :山口 浩明
JIT_OpenCV1詳細
JIT_OpenCV1 Ver 0.01 for MS-Windows XP -> Windows10 以上 32ビット シェアウェア
高速スクリプト言語 LuaJIT を MS-Windows ユーザーに手軽に体験してもらいたいという思いで do_jit を最初に公開してから、数年経過しましたが、皆さん、活用されているでしょうか。
LuaJIT は、ffi(フォーリン・ファンクション・インターフェイス)という拡張機能がありC言語で書かれたDLLを使えるので、ほとんどのMS-Windowsの機能が利用できます。
したがって、一般的な利用を前提とした MS-Windows のプログラムを書くことが出来ます。
しかも JIT(ジャスト・イン・タイムコンパイラ)のプログラム言語なので、高速なプログラムを書くことができるのです。
LuaJIT を使えば、ほとんどの Windows の機能を高速に活用できますが、意外に、まだ、十分に使い切れていないという人が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、さらに実用的で、重要なプログラムを公開します。それは、OpenCV1.0をLuaJITから実行するプログラムです。
OpenCV1.0は主にC言語で書かれた無料の画像処理用のライブラリィ集です。
これを利用する事により、誰もが簡単に画像処理が行えるというものです。
多くの場合は、C言語やC++からこのライブラリィを利用する事で利用できましたが、CやC++でプログラムをコンパイル・リンクするという作業は、必ずしも誰でも気軽に使えるというものではないというのが現実でした。
そこで、今回、皆さんに提案したいのが、LuaJITを利用して、OpenCVを利用したら良いのではないかと言う事なのです。
LuaJITにはFFIという機能があるのでC言語で書かれたOpenCVのDLL(ダイナミックリンクライブラリィ)を使う事が出来るのです。
最近では携帯電話やスマホで、手軽にデジタル写真を撮れるので、自分で画像処理を行いたいという需要も多くなっていると思います。
今回公開するプログラムを参考にしたり活用し、手軽にOpenCVの画像処理を体験してもらいたいというのが願いです。
といっても、日本では、LuaJIT で書かれている MS-Windows プログラムやOpenCVを利用したプログラム自体をほとんどみかけませんし、情報もあまり無いと言うのが現状でしょう。
このプログラムが、そういった日本の現状を変える、何かのきっかけになれば幸いです。
また、画像処理を体験したい、使用したいという全ての人に使って欲しいプログラムです。