objファイル(3Dデータ)をインターネット標準の VRML に変換
- ソフト名 :OBJ2VRML
- バージョン :0.01
- ライセンス :シェアウェア
- OS :Windows
- 開発 :山口 浩明
ダウンロード(32bit)
ダウンロード(64bit)
OBJ2VRML詳細
2015年になって、主に、海外であるが、様々な博物館から3Dデータが無料で公開されるようになってきた。
一例を挙げれば、メトロポリタン美術館、大英博物館、スミソニアン博物館などである。
これらの博物館では、公開されているものは、収蔵品全体の、ほんの数パーセントということである。
これでは、ある意味もったいない話だ。
ただ、公開するにもスペースには限りがあり、全部を公開するわけにも行かないというのが現状のようだ。
しかし、3D データによる公開であれば、パソコンやハードディスクがあれば、場所もとらない。
したがって、今後も、3D データによる公開が進んでいくものと推察される。
ただ、現在、公開されているデータ形式は、obj 形式のものが多いようである。
これでは、すぐにブラウザで、使えるものではない。
そこで、obj ファイルをインターネットで標準になっていて、なおかつフルカラー3Dプリンターでも事実上標準になっている VRML 形式に変換するプログラムを作った。
VRML に変換してしまえば、普通のブラウザでも、無料のプラグインを入れるだけで、だれでもバーチャルリアリティを色々試してみることが出来る。
3Dプリンターというものが、様々なところで取り上げられるようになってきたが、何もわざわざ実体化しなくても、パソコン内でも利用法は無限だ。
もちろん、VRML はフルカラーの3Dプリンターにも標準的に対応されているので、そういった利用にも最適だ。
obj や stl などの一般的な3D規格は、単に形を表現するものだが、VRMLは形だけではなく、動きや、相互作用、シュミレーションを体験できる仮想現実世界なのである。
是非、自分のパソコンの中に、世界的な美術館や博物館を作り上げて欲しい。
* ただし、obj 形式と VRML では、様式に違いがあるので、今回は模様などのテクスチャーについては、変換対象とはしていない。
形のみである。
VRML に変換したあと、自分で好きなように出来るという良さもあるので、是非試してみて欲しい。
MS-WindowsXP 以上 32ビットのプログラムが動作するコンピュータ上で動作します。