3Dプリンタで標準のSTLファイルをインターネット標準のVRMLに変換
- ソフト名 :STL2VRML
- バージョン :1.0
- ライセンス :シェアウェア:1,188円
- OS :Windows
- 開発 :山口 浩明
STL2VRML詳細
2013年になって3Dプリンターというものが、出始め、様々なところで取り上げられるようになってきた。
日本国内でも、いくつかのメーカーから販売され始めているようだ。
この際、問題となるのは、何でも3Dで印刷できるのかということである。
一部マスコミは、あたかも写真さえあれば立体的に造形して出力してくれるかのように報道して騒いでいる様だが、実際はそういうものではない。
実際に3Dプリンターで、立体物を出力しようとしたら、3次元のデータを用意する必要がある。
しかもこの際、3次元データなら何でも良いというわけではない。
2013年時点においては、STL(正式名:Stereolithography、以下 STL と表示) という規格の3次元データが標準になっているそうなので、そういうデータを用意する必要がある。
プリンタメーカーなどは、とりあえず、使ってみたいという人向けに、サンプルの STL データを無償で公開しているところが多いようです。
こういう3次元データがあるのであれば、何も印刷しなくても、パソコンで立体表示してみることができます。
そこで、STL のバイナリーデータを、CAD などを持っていない人でも、パソコンのブラウザなどでも見る事ができる、VRML 形式のファイルに変換するプログラムを作りました。
( stl の ascii 形式には対応していません。しかし、普通に stl ファイルといえば、バイナリ形式で公開されているので、一般的には問題ないと思います。)
現時点においては、3Dプリンタで出力すると言っても、一層づつ樹脂を塗り固めていく形式のものなので、ひとつ出力するにも、結構な時間がかかるのが普通のようです。
そこで、3Dプリントする前に、ブラウザで気軽に形を確認しておくことができます。
また、VRML にしておけば、インターネット上で、3次元表示、公開閲覧、共有できます。