指定したハードディスクにデータを上書きし、元データを復元できないように消去する
- ソフト名 :WipeDisk
- バージョン :2.11
- ライセンス :フリーソフト
- OS :Windows
- 開発 :Gaijin.at
WipeDisk詳細
14種類の消去方法から選択してデータを上書きし、ハードディスクに保存されているデータを復元できないように完全消去するソフト。
エクスプローラなどを用いてファイル削除を実行しても、ファイルの保存場所が「ごみ箱」に変更されるだけで、いつでも元に戻すことができます。「ごみ箱を空にする」を実行しても、「削除済み」という情報がファイルに付加され、データが上書き可能な状態になるものの、データは残った状態で、復元ソフトでデータを復元することがdけいます。このように、ハードディスクを処分するときにデータをすべて削除しても、復元されてしまう可能性があります。
「WipeDisk」を使えば、ハードディスクの記憶エリアにデータを上書きし、復元しても内容を参照されない状態にして完全消去できます。インストール不要で、ダウンロードして解凍し、実行ファイルを起動すれば利用できます。
起動したら、「Extras」→「Sprache/Language」→「Japanese」の順に実行して、日本語化してから利用しましょう。
はじめに、「消去メソッド」セクションで、データの上書き方法を指定します。▼をクリックし、ドロップダウンリストボックスから消去メソッドを選択します。各リストの末尾に表示されている(1×)、(2×)、……(7×)、(35×)の数値は、データを何回上書きするかを示し、数値が大きいほど安全性が増しますが、作業時間が長くなります。
「WipeDisk – 低秘匿(1×)」「WipeDisk – 通常秘匿(2×)」「MS Cipher(3×)(Windowsが備えるデータ完全削除ツール「Cipher.exe」による上書き)」「WipeDisk – 高秘匿(4×)」を目安に選択すると便利です。
次に「ドライブ選択」でデータを上書きして完全消去するドライブを指定し、「データ消去」ボタンをクリックします。「ドライブの選択」ウィンドウが表示されたら、表示される4文字のアルファベットを入力してデータを上書きする意思確認を行ったのち、ハードディスク内のデータを完全消去します。